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ドイツ
C・BECHSTEIN ベヒシュタイン(ドイツ)
1853年、カール・ベヒシュタインによって創業。
世界ピアノ3大メーカーの一つ(2007現在)
調律の狂いが少ない(?)上、調律をしやすくしているそうです。
第一次大戦、そして、第二次大戦では、壊滅的な被害を被りました。その為、スタインウェイに溝を開けられた感じが
(HIDAKA的には)感じます。もし、あの大戦がなければ、世界の主要ホールでは、スタインウェンとと二分化していたのか
も・・・?(あの大戦でヨーロッパの産業は大打撃!)
スタインウェン・ベーゼンドルファーの中間的な音
TVで、このピアノメーカーにお目にかかった事がありません。






旭堂楽器店より
ベヒシュタインで演奏したCD
ヴィルヘルム・ケンプ               『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集』
                            『シューマン/ブラームス ピアノ作品集』
                            『バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻』
アルトゥール・シュナーベル           『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集』
                            『モーツァルト ピアノ・ソナタ第8番・第12番・第16番』
価格   2002年現在
アップライトピアノ  約175万〜350万
グランドピアノ  約540万〜1450万
BLUTHNER ブリュートナー 
1853年、ユリウス・ブリュートナーが3人の仲間と共に、創業。ベヒシュタインと共に、ドイツ2大ピアノとして知られる。
木の響きのような、厚さと渋さとを持ち合わせた深い響きだそうです。普通のピアノは弦が3本に対して、ブリュートナーは4本である。
大量生産を拒否し、徹底的に手作りピアノをめざしている。


下記、浜松市楽器博物館にあります。



ブリュートナーの演奏である(だろう)CD
アマデウス・ウェーバージンケ          『ベードーヴェン ディアベッリの主題による変奏曲』
ディーター・ツェヒリン               『ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ第23番・第25番・第26番』
価格   2002現在
アップライトピアノ  約240万〜270万
グランドピアノ  約380万〜915万
GROTRIAN グロトリアン
1835年?スタインウェンとの共同(?)で、創業。その後、アメリカへの移住の為、1965年にスタインウェン創業者
の弟子であったグロトリアンに、スタインウェンの息子が売却したピアノメーカー。
全体的にやや暗いトーンで、非常に渋めで古風な響きだそうです。
ドイツで「ピアノが10あって9つ響版が割れたとする。残った割れない響晩のピアノがあったとしたら、それはグロトリアンだ」「アップライトはグロトリアンが世界一だと誰もが言う」と評価されている。
ある例え、FIレーシングカーはほんの少しのハンドル操作で車が大きく向きを変えて初心者にはほとんど操縦不可能だが、慣れてくるととても運転しやすい。グロトリアンもこれに似ているそうである。


下記、某工房様で、修理中のグロトリアンです。






グロトリアンで演奏した(であろう)CD
ワルター・ギーゼキング              『20世紀の偉大なるピアニストたち−−−アルター・ギーゼキング2』
                             『バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻・第2巻』   
価格   2002年現在
アップライト  約168万〜347万
グランドピアノ  約510万〜1210万
SEILER ザイラー
SAUTER ザウター
スタインウェイ・ベヒシュタイン・ベーゼンドルファーよりも歴史は古い。
家具職人だったヨハン・グルムは教会で鍵盤楽器に感銘を受け、ピアノ職人への道に進む。1819年にピアノ工房を設立する。
ドイツのピアノだけあって、重厚でとても魅力的な響きを醸し出すそうである。
(ベーゼンドルファーやスタインウェイ以上の評価を受けた事もある)


下記
K様より





掲載に辺り、少し縮小させて頂きました。原寸大は頂きモノの部屋に御座います。
他のザウターピアノも御座います。
価格   2002年現在
アップライト  約145万〜200万
グランドピアノ  約400万〜570万
STEINGRAEBER シュタイングレーバー
日本では滅多に耳にしないが、ピアノの本場のドイツではもっとも著名なピアノメーカーの一つだそうです。国際的なピアノコンクールで何度も優勝しているそうです。品質が高いわりにはその知名度が低いのには、全くの手作りピアノの為、月50台しか生産できないので、海外に流通しないという事です。また宣伝に費用をかけないそうです。「銘酒に看板いらす」を地でいっているようである。ナンバー1ピアノと評される。
1820年にエドワード・シュタイングレーバーがピアノ生産を始める。
小型のアップライトピアノでも大型ピアノにまったく引けをとらないほど豊な美しい音量を醸し出すそうである。(某作者曰く、今まで弾いた中で1番だそうです)
価格   2002年現在
アップライト  約177万〜340万
グランドピアノ  約490万〜690万
SCHIMMEL シンメン
ウィルヘルム・シンメンによって1885年に創業。高級な手作りピアノメーカーがひしめくドイツにおいて、一般向けの普及品のピアノを大規模生産しているドイツでは珍しいメーカー。
ウィルヘルム・シンメンがピアノ技術者の父に習って1855年に独立し、ピアノ生産を始める。
ピアノの正確はヤマハに似ている?



価格  2002年現在
アップライト  約147万〜175万
グランドピアノ  約340万〜1100万
STEINBERG シュタインヴェルグ



旭堂楽器店より
RUD・IBACH・SOHN ルード・イバッハ・ゾーン
ヨハネス・アドルフ・イバッハによって1794年に創業。あまり耳にしないが、ドイツでは老舗中に老舗で200年も続いている最古のメーカーで、スタインエェンやベヒシュタインよりも59年も前に創業している。又古いだけでなく、品質も極めて高く評価され、ヴァイオリンのストラディバリや自動車のロールスロイスなどと並んで称される。
楽器全体が良く鳴り、豊な音量だそうである。


すけきよ様より
1910製造のピアノで御座います。な、なんと100年です。(掲載時2010年)



  




掲載に辺り、少し縮小させて頂きました。
原寸大は、素敵な頂きモノの部屋に御座います。
価格  2002年現在
アップライト  約145万〜155万
グランドピアノ  約183万〜240万
エミール・トリュプガー(Emil Tr$(D+dbger)
トリュプガー社は、1908年創業。今はもうありません。
下記トミ子様から頂いたピアノは、1915年製 (製造番号2251) クルミ材でできています。ハンブルクのエミール・トリュプガー(Emil Tr$(D+dbger)と言う ピアノ・マイスターが作ったものです。
とてもとても貴重なピアノで御座います。
現在2010年 もう95歳のピアノですが、昔のは今とは違い(失礼)とても丁寧に製造されており、材料もとてもいいのを使っているので、消耗品と室温管理さえしてちゃんとしていれば、半永久的に使用可能です。








掲載にあたり、縮小させて頂きました。
少し大きい版は、頂きモノの部屋に御座います。
テュルマー   THURMER
下記写真
のっこ様より


  

  

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